「上質な服」って何だろう?

TOKYOBASICの商品づくりで大切にしていること

「上質な服」と聞くと、どんな服を思い浮かべますか?

高級な素材を使っている服。
仕立てがきれいな服。
値段の高い服。

もちろん、どれも「上質」をつくる大切な要素です。

でも、TOKYOBASICが考える上質な服は、少し違います。

着たときに、なんとなく気持ちいい。
鏡を見ると、ちゃんときれいに見える。
何度も着て、洗って、それでもまた着たくなる。

そんな服こそ、本当に上質な服なのではないか。

私たちは、そんなふうに考えています。

 

まず、大切なのは「素材」

服は、肌に触れるもの。

だからTOKYOBASICでは、素材選びをとても大切にしています。

リネン、ウール、コットン、シルク。

それぞれの素材には、それぞれ違った個性があります。

リネンなら、さらっとした肌ざわりや風通しのよさ。

ウールなら、ふんわりとした暖かさや湿気を受け止めてくれる心地よさ。

コットンなら、毎日着たくなる自然なやわらかさ。

ただ「天然素材だからいい」のではありません。

その素材が持っている良さをきちんと知って、その良さが生きる服にする。

そこまで考えて、素材を選んでいます。

 

「いい生地」を選ぶだけでは、いい服にならない

ここも、私たちが大切にしているところです。

どれだけ素晴らしい生地を使っても、デザインやパターン、縫製が合っていなければ、その魅力を十分に引き出すことはできません。

例えば、同じリネンでも、

シャツにするのか。
パンツにするのか。
インナーにするのか。

それによって、ちょうどいい厚さや風合いは変わります。

だからTOKYOBASICでは、**「この素材なら、どんな服にしたら一番気持ちいいだろう?」**と考えながら商品をつくります。

素材を先に決めて服を当てはめるのではなく、

素材の良さから、服の形を考える。

これが、TOKYOBASICの商品づくりの基本です。

 

デザインは、足し算より「引き算」

上質な素材を使ったからといって、デザインまで華やかにする必要はありません。

むしろ、素材がいいからこそ、デザインはシンプルに。

余計な装飾を減らして、シルエットや素材感が自然に見えるようにする。

これはTOKYOBASICがずっと大切にしてきた考え方です。

上質な素材を、シンプルなデザインで。

一見すると、とても普通の服に見える。

でも、着てみると、

「なんかきれい」
「なんか着やすい」
「なんかこればかり選んでしまう」

そんな服を目指しています。

 

「楽なのに、ちゃんと見える」

私たちが服をつくるとき、いつも意識していることがあります。

それが、

「楽なのに、ちゃんと見える」

ということ。

楽だからといって、部屋着のようになってしまうのは違う。

きれいに見せようとして、窮屈になるのも違う。

大人の毎日の服には、そのちょうどいいバランスが必要だと思っています。

だから、身幅や肩まわり、袖のゆとり、パンツのシルエットなど、実際に着たときのことを考えてパターンをつくります。

服を着た瞬間よりも、

一日着て過ごしたあとに「やっぱりこれ、いいな」と思ってもらえること。

それが理想です。

 

日本のものづくりを、もっと身近に

TOKYOBASICでは、日本各地の生地産地や国内の縫製工場と直接つながりながら商品をつくっています。

日本には、長い時間をかけて培われてきた織りや編み、染め、縫製の技術があります。

私たちは、そうした技術を「特別な日の服」だけに使うのではなく、毎日着る服に取り入れたいと考えています。

素材のことを知っている人。

生地をつくる人。

服に仕立てる人。

そして、実際に着る人。

それぞれの知恵や技術がつながって、ようやく一着の服になります。

TOKYOBASICでは、そのつながりを大切にしています。

 

だから、細かいところまで考える

上質な服は、目立つところだけきれいならいいわけではありません。

着たときの肌あたり。

ポケットの位置。

首まわりの開き具合。

袖を通したときの動きやすさ。

洗濯したあとの変化。

何度も着たときのこと。

一つひとつは、とても小さなことです。

でも、毎日着る服だからこそ、そうした小さな違いが積み重なって「着心地」になります。

上質さは、目立たないところに宿る。

私たちは、そんなふうにも考えています。

 

高い服をつくりたいわけではない

「上質」と「高価」は、同じではありません。

TOKYOBASICが目指しているのは、価格の高い服をつくることではありません。

いい素材を選び、
その素材に合ったデザインを考え、
信頼できる工場で丁寧につくる。

そして、できるだけ適正な価格で届ける。

生地産地と縫製工場を直接つなぎ、自社で企画・デザイン・販売まで行うことも、そのためのひとつです。

「この価格で、この素材、この着心地ならうれしい」

そう思ってもらえる服をつくりたい。

それが、TOKYOBASICの考える「上質」です。

 

長く着てもらえる服をつくりたい

流行を追いかけるだけなら、服はどんどん変わっていきます。

でも、本当に気に入った服は、何年経ってもクローゼットに残ります。

今年買った服を来年も着る。

少し馴染んだら、また好きになる。

「これを着ると落ち着く」と思える。

そんな服は、きっと長く愛されます。

だからTOKYOBASICでは、流行だけに左右されないベーシックなデザインを大切にしています。

長く着られることも、上質さのひとつ。

そう考えています。

 

「身体が、自然と選ぶ服」

朝、クローゼットを開けたとき。

何も考えずに手に取ってしまう服があります。

肌ざわりがいい。
動きやすい。
合わせやすい。
なんとなく今日の気分に合っている。

理由ははっきりしなくても、

「今日はこれを着たい」

と思える。

TOKYOBASICが目指しているのは、そんな服です。

上質な素材を使うこと。

シンプルなデザインにすること。

着心地を大切にすること。

日本のものづくりを活かすこと。

そして、長く着てもらえる服をつくること。

その一つひとつを積み重ねていった先に、私たちが考える「上質な服」があります。

上質な服とは、特別な日にだけ着る服ではなく、
毎日の暮らしの中で、自然と手が伸びる服。

TOKYOBASICは、これからもそんな服をつくっていきます。

身体が、自然と選ぶ服。

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